坂本真綾LIVETOUR2018 ALL CLEAR 0401

日々の忘れたくないことを綴ろうと思っていたのにめんどくささが先立ち4月に。いいのだ。誰に頼まれたわけでも強制されているわけでもないのだ。ツイッターで書きなぐってたんだけど途中で寝落ちたので改めてブログで。

 

真綾ちゃんのライブに行ってきました。
毎年「美しい」を更新し続ける真綾ちゃんは今年も美しかった。

 

プラチナからはじまった今回のライブは少女だったわたしがはカラオケで歌いまくった曲や、15歳の時真っ暗な部屋で泣きながら聞いた曲、コンボのスピーカーに耳をくっつけてブレスのタイミングや吸い方まで聴き分けた曲ばかりでずっと眼球にうっすら膜がはった。

 

ハニーカム聞けたのがとてもうれしかったなぁ~「何も言わないでいて「好き」と口にしないで 時間を止めるのが心地よいね」ってなんてかわいらしいんだろう!いつもここでちょっと泣きそうになる。

24は英詞なんだけど、ルーズリーフに自分で作った和訳と読み方を書いて、ソラで歌えるように練習した、めっちゃすきだった。私よりちょっとお姉さんの真綾ちゃんは、私の中ではめっちゃ大人でかっこよくて、24もなんかパリっぽいっていうか(英語なんだけど)なんかけだるげで洒脱でこんな曲をさらっと窓辺とかで歌ってたらかっこいい!ってとにかく憧れの塊だった。

光の中へは図書館にエスカフローネのサントラがあってそこで初めて聞いたのだけど、これも何回も何回もルーズリーフに写経した。歌詞の意味はわからないんだけど、どうにかわかりたくてたくさん想像した。

 お母さんが許してくれなくて部屋でちっちゃくマメシバかけて、いじけたみたいに泣いたことがあった。だから悔しいことがあるとマメシバを思い出すようになってた。あと駅まで走らなきゃいけない時もマメシバを思い出す。あのPV、アニメイトに生まれて初めて行った時。あのPVが店内の上の方にある小さなテレビに流れてて、釘づけだった。あのPVみたいに走れば駅までなんてすぐ!って本気で思ってた。

ロマーシカうたった後に「自分で言うのもなんだけどいい曲でしょ?」って言ってたけど本当にいい曲だ。実はライブでしか聞いたことないのだけど覚えてしまった。また好きな曲が増えた。

今回の奇跡の海は今まで聞いた奇跡の海の中で一番美しかった。イントロの入り方がすてきだった。ピアノも打楽器なんだなって。ライティングもみどりと青が溶け合っているような、きっとこれは風とか海なんだなって。

今回多分わたしは初めて生で聞いたけどヘミソフィアが、ほんと、真綾ちゃんって歌うまっ!って思った。バカみたいな感想だけど。技術がある!って。多分レコーディングした時よりも格段に。ミュージカル前と後だと全然違うなぁって改めて思った。

逆光→色彩の時にめっちゃ盛り上がってたからFGOで好きになった人もいたのかな〜逆光はすごい曲だった…このあたりからなんだかものすごい速いアレンジ?になってたような気がするんだけど、それがすごくよかった。あーんなに休みなく歌い続けて、こんな難しい曲歌って、息上がらないどころか難しいところで最も輝いてた。すごい。

色彩、トライアングラー、Be mine!、tune the rainbow、指輪、幸せについて〜はメドレーだったんだけど、どの曲もイントロから鳥肌たった。指輪は「涙があとから流れ出して」の歌い出しで周りにいた女の子3人くらいが口元に手をやったのが見えた。わかる、わたしもやってた。

 

クリアを歌う前にお話したことがアラサーのわたしに刺さりまくってびしょびしょに泣いてしまった。さくらの主題歌の作詞を依頼されて「若くて」「フレッシュで」「強くて」って自分にないものばかりでどうしようって思ったって真綾ちゃんは言ってて。プラチナの時は「見つけたいな」「叶えたいな」ってどうにかなるのを待ってた少女のわたしがライブでこの曲を歌うたびに「見つけたい」「叶えたい」って手を伸ばして掴んでいったんだ、って。あのキラキラの、みんなに愛されて、困った時は誰かが助けてくれるような魅力があって、特別な力を秘めてる女の子を見ていたあなた(わたしたち)が20年経ってどうなったかを歌いますって。翼がないから私たち走って来たよねって。その少女はわたしだと思ったら泣けてきた。今も泣きそう。そのお話しがあってからの「風って、鳥って、わたしより自由かな」

 

最後の方(カザミドリだったかな?)でなんでか後ろの幕が開いちゃう演出(だったよね?31日はなかったらしい)もあったのだけど、なんかそれもすごくおしゃれに見えて、セットの後ろで踊る真綾ちゃんは本当にかわいくて美しかった。ダブルアンコールであんなにしっかりした人が挨拶でしどろもどろになってて、こんなにわたしたちを魅了させてどうするつもり?って笑顔になった。